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星を造る機械

最近、なぜか稲垣足穂を読み返してみたくなってぽつりぽつりと読んでいます。って言うと前に一通り読破してるみたいだけど、実は雰囲気に酔ってただけできちんと読んだ作品は意外と少なかったりする。今少し考えているのは、例えば『一千一秒物語』の挿絵を写真やコラージュの連作で作ったら面白そうだってこと。ちゃんとやると大変だろうけど、気が向いたときに1点、2点と作って行くんだったらできるかも。まぁ、どうなるか分りませんが…で、今回の写真はタルホのどの作品っていうんじゃなくて、漠然と「タルホ風」。


IMGP2113-1.jpg

星を造る機械
PENTAX K-7, TAMRON SP AF Di 90mm MACRO

タルホにコラージュの挿絵っていうと稲垣足穂・野中ユリ・種村季弘『コリントン卿登場』って本がありますね。(私は野中ユリさんの大ファンでもあるのです)この本を時々取り出してぱらぱらと眺めるのは贅沢な時間です。私が持っているのは数年前、古本で買った普及版で確か2万円ほどだったのですが、豪華版(限定版)は約10倍もするようで驚いたことがあります。


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『コリントン卿登場』(タルホの小説+野中ユリの挿絵+種村季弘の評論)


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テーマ : アートな写真
ジャンル : 写真

コメント

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タルホ

こんにちは。
希少価値のある本は高いのですね。
足穂氏は20代の頃少しはまりましたが、紹介されている本には出会えませんでした。
「一千一秒物語」の月を落とす話は、絵画的なのでよく憶えています。「弥勒」という
本を読んで、あー結局そこに行くのかなぁ・・・と思ったりしました。
J.-P.Kuakさん、マグリットとかもお好きなのではないですか?芸術の面白さは、同じ
モチーフを使っていても、構図や色や色んな要素で、ポエジックになったり抒情性が
生まれたり、エネルギッシュだったり、創造的な世界は楽しいです。
タルホ=万年少年みたいな気がします。(その割には酒好きで太っているけど)
心の宇宙は果てがないのでしょうか?是非、足穂シリーズ挑戦してください!^^ワクワク

Re: タルホ

sumitoさん、こんにちは。
『弥勒』は私も好きな作品です。
部屋の窓ガラスのなかに気泡が入っていて、それがプリズムみたいに作用してきれいだ、みたいなディテールを妙に憶えています。2部構成になってるところも印象的でした。前半のハイカラな雰囲気も後半の極貧生活の描写も両方とも好きです。部屋に物がないので、パンを食べると数日その匂いが残ってるなんてすごいですね。そう言えば、別にタルホの顰に倣ったわけではないのですが、若い頃、数年間家具もカーテンもないボロアパートに寝袋で生活していたことを思い出しました。物を持たないシンプルな生活がしたかったんですが、単なるバカでしたね(笑)

挿絵のシリーズは気負わずにマイペースでやろうと思います。素人の拙い試みにいつもコメントや応援、ありがとうございます。それにしてもタルホはキレイだけど手が届かない空の星みたいな存在です。(書き忘れるところでしたが、マグリットも良いですね。基本的に不思議系は大体好きです)

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J.-P. Kuak

Author:J.-P. Kuak
空想写真家、ノラ猫写真家、コラージュ作家。懐かしいものや鉱物も好き。

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