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星採象(ほしとりぞう)

「…当店はドイツの東洋更紗商人が経営しておりますが、いまここにあるだけの星を蒐め得たのは、めずらしいことだと同業者間にうわさされているほどでございます。… ―それはそうといたしまして、あちらではあまりに星を採りすぎたために、天が淋しくなって、もう今日では遠方に残っている星だけがチラホラと光っているにすぎないと申します」
「なるほど!―でも、候補地はぞくぞくと見つかっているのでしょう」
「候補地ですって?」
「そう、アンデス山、パミール台地、崑崙山、富士山というぐあいにね」
と私は言った。

                                  稲垣足穂「星を売る店」


採りすぎて星が枯渇したエチオピア高原に代わる土地での一場面か?
(どこだろう?)
ここでは長い竿の先に結んだ袋で星屑を掻き集めるのではなく、象を使ってその長い鼻で吸い取らせているようだ。


IMG_3176-1w.jpg

星採象
コラージュ




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J.-P. Kuak

Author:J.-P. Kuak
空想写真家、ノラ猫写真家、コラージュ作家。懐かしいものや鉱物も好き。

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