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軽やかな越境者

『荘子』の中に出てくる「胡蝶の夢」という話が好きだ。

――蝶になった夢を見た。夢の中では自分が人だとは思わず楽しく飛び回っていた。だが、突然目が覚めると自分はまぎれもなく人である。果たして、人が蝶になった夢を見たのか、蝶が人なった夢を見ているのか私には分からない。

という有名なお話だが、夢と現実を仲介する存在が蝶だというところに妙に説得力がある。なぜって、蝶がひらひらと飛んでいるのを見ていると、夢と現実の境界なんて軽やかに越えて行きそうだから。蝶にはそういうどこか別世界からの使者、あるいは異次元への誘惑者といった趣を感じる。

最近知り合いになったKさんは蝶のなかでもとりわけギフチョウが好きだという。ギフチョウが姿を現す春が始まるころ、Kさんはこの蝶を追って小さな旅をするそうだ。そんな豊かな時間が持てることがうらやましい。

(そんなことを考えていたら、偶然古本屋の棚に『蝶の生活』(シュナック)という岩波文庫の一冊を発見。早速購入したものの積読状態^^;)

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(デジタルコラージュ 加工:Photoshop Elements 5.0)
butterfly dream

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J.-P. Kuak

Author:J.-P. Kuak
空想写真家、ノラ猫写真家、コラージュ作家。懐かしいものや鉱物も好き。

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