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山田勇男 『人魚の夢』展

4月30日は国立のギャラリー・ビブリオで開催されていた、山田勇男さんの個展『人魚の夢』の最終日。
初日にも見に行ったのだが、もう一度鑑賞。
のんびりしていて家を出るのが遅れ、閉廊時間を少し過ぎてしまったが、お客さんがいたせいかまだ開いていて丁寧に対応していただいた。

展示は人魚を描いた細密画50数点で、約半世紀前に建てられた民家を改築したお座敷ギャラリーで作品と親密に向い合うことができた。一般のギャラリーではどうしても出来てしまう、ある種の距離を感じさせない空間。個人的にコレクターのお宅を訪問して自慢のコレクションを拝見しているような気分で、豊かな一時を過ごすことができた。

さて、作品自体についてだが、素晴らしいの一語。
細密画という言葉どおりの非常に細かい仕事。
それでいて、繊細かと言うと、むしろ力強さを感じた。
作品に込められた作者の想いや注がれたエネルギーがそうさせるのだろうか。
人魚と極めて限定されたオブジェだけで、これほど豊穣な世界が構築されていることにも驚いた。

フレームを描き込んだ作品がかなりあったが、フレームに人魚を無理やり押し込んだようなポーズのものが多く、面白い効果が出ているように思った。山田さんにはお目にかかれず、少し残念。

下は初日に購入した複製を写真に撮ったものだが、魅力は十分に伝わるんじゃないかな。


1-DSCF4002-t-001.jpg

山田勇男『暗示』






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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

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J.-P. Kuak

Author:J.-P. Kuak
空想写真家、ノラ猫写真家、コラージュ作家。懐かしいものや鉱物も好き。

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